今日はいいお天気です。君に会いたいなと思いました。わたしの頭の中にはたくさんの人がいるけれど、今日は君をとりだして 君に会いたいと、思いました。こんな晴れの日に 君と広い公園を散歩できたらいいのに。あたたかい陽の光に包まれてもどこか悲しいのは 君のせい。わたしのせい。君のせい。
さてさて君には、不規則な団子を、
わたしには、豊満なお茶を。
木の根っこになりたい。
わたしは実は、違う人のことを考えている。君のことはおざなりです。
渦巻いた黒いものがこちらに来るのをやんわりはねのけて、でもわたしもちょっとあの人のこと好きで、だけど黒いものを受け止める自信はない。君の黒いものは受け止める自信があった。たぶん、君には黒いものがなかったのかもしれないね。
そんな悲しいことはないよなあって
あの人の手の怪我見ながら思うのでした。
向こうに消えてった影を追いかけて
電車から見える街並みのどこかに君はいるはずなんだけど。
会えない理由を探したって楽しくはないから
今日もわたしは花瓶に花をさすよ。
枯れた花をそのままにしておかないで。
洗濯物を干せば君のことわかるかもしれない。
今日は晴れだから感傷的にはなりにくいはずなのですが。
元気に洗濯物を干しましょう。