作文帳

6分前

肌はさらさら

私毎日、特別泣きたいこともないけれど

特別嬉しいこともなく

食べ物を腐らせることはとても得意になって

日曜日の夜は何も受け入れられなくて眠らまいと絵をひたすら描く。

ときめいたらこちらの暗闇にもアクセサリーが光りそう。

指輪の意味は考えなくてもわかる。

指には自由きままにいてほしいから、指輪は嫌い。そんなものを常日頃いつだって身につけているのは何から身を守るため??わたし?

 

りんごが腐って水分を出している。腐食したにおいもせず。

 

悲しくてどこか嬉しくて無音が心地よい。白い綿毛を編んで、大きなハンモックを作りましょう。その中に籠って出てこなくなってやる。たまごの殻だっていい。

手編みの緩いニット帽、あげる。

男らしい声をした人が苦手。宝石のついた指輪を、やたらと私に見せつけるのはどうして??本当に腹が立つ。女は、実は私はあなたの恋人にはなれなかったけれど、あなたの同僚にはなれました、と作り出した優越感に浸っている。虚しいものこそ人生というものよ。

ワイングラス片手にお説教されようが、私はがむしゃらにパークソテーにしゃぶりつく。

口紅を塗る余裕もない日々がただ過ぎていく。花瓶を割らないように、生きたい。ただそれだけ。